小学校教諭って大変なの?元教員の私があなたの不安を解消します!

小学校教諭って大変なの?元教員の私があなたの不安を解消します‼

世の中にはさまざまな職業がありますが、教育関係の仕事は今でもとても人気です。

特に学校の先生は、子どもの成長をそばで見守ることのできるとても素敵な職業です。

私は以前小学校教諭として勤務していました。まだまだ未熟な私でしたが、子どもたちと真剣に向き合い、一緒に成長できました。毎日とても忙しかったですが、笑顔の絶えない充実した日々でした。

教え子たちと出会えたことに今でも感謝しています。出会いって本当に素敵です。

「私も将来、小学校の先生になって、子どもたちの成長に携わりたい!!」

そう考えている人にはぜひとも頑張ってほしいですね。

 

しかし、一方で世間では小学校教諭にこのようなイメージもあるようです。

 

イメージ

  1. めちゃくちゃ忙しい(残業が多い)
  2. 子どもが大変(学級崩壊など)
  3. モンスターペアレントがいる

 

果たしてこれらのイメージは本当なのでしょうか?もしそうだとしたら、不安になりますよね・・・

 

そこで、今回は元教員の私が小学校教諭時代の体験談をみなさんにお話していこうと思います。

 

そして、私が若手教員時代にいつも意識していた心構えもお伝えしてきます。

 

あくまで一個人の話なので、軽い気持ちで読んでみてください。また、これから小学校教諭を目指す人の参考になれば嬉しいです。

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イメージその1 めちゃくちゃ忙しい(残業が多い)

まずは私の一日のスケジュールを紹介します。

 

7:30 出勤

8:15 朝の会

8:45 授業(午前)

12:15 給食・昼休み

14:05 授業(午後)

16:20 子ども下校

16:40 教材研究・学級事務

20:00 退勤

 

子どもが登校してから下校するまではずっと動きっぱなしです。

 

授業間の休憩時間は宿題のチェック、昼休みは給食指導や子どもと一緒に遊ぶことも大切にしていました。

また、しばしば学級でトラブルが起きたときにはその対応もしなければなりません。

 

そして子どもが下校して終わりではありません。教材研究や学級事務などはそれ以降にするので、あっという間に20:00になってました。

 

それに加えて、行事の準備なども同時並行で進めなければならないので、決して暇ではないです。

 

でも安心してください!!

 

学校は1年間の流れは大きく変わりません。経験を積むと、先が見通せるようになるので、無駄がなくなり、上手な時間の使い方ができるようになります。

実際、べテランの先生になると必要な仕事はサッと済ませて、17時には帰っていましたよ。

 

自分のやり方次第で、時間は作れるということですね。

 

イメージその2 子どもが大変(学級崩壊など)

 

昔に比べて、子どもたちと先生の距離が近くなっているのは事実だと思います。

その結果、先生への敬意も低くなっているかもしれません。

 

実際に子どもが授業中に立ち歩いたり、先生に暴言を吐いたりして、学級崩壊を起こしている学級を目の当たりにしたこともあります。

 

しかし、今の子どもは大変だ!!全然言うことを聞かない!!と決めつけるのは間違いです。

 

子どもたちも当たり前ですが感情をもっています。

 

教師の指示を聞かないことにも、何か理由があるはずです。

その背景に目を向けることを忘れてはいけません。

そして、その子どもが納得するようにきちんと説明しましょう。

 

 

もしかしたら、指示を聞けない子どもたちが一番苦しんでいるのかもしれませんね。

 

 

イメージその3 モンスターペアレントがいる

 

 

理不尽な要求をしてくる保護者をモンスターペアレントといいます。私の知り合いの先生にもこのような要求があったそうです。

 

・学校に給食を作ってくれとは頼んでいない。だから、給食費は払わない。

でも子どもがいじめられたら困るから、給食は食べさせてもらう。

 

・子どもが忘れ物をして、注意をされた。それにひどく傷つけられたから、土下座をして謝れ。

 

このように、明らかに理不尽なことを要求される場合には、管理職にも相談したうえで、毅然とした態度で対応しなければなりません。

 

子どもや保護者はお客様ではないので、変にへりくだる必要はなく、教師は説明責任が果たせるように日ごろから努めていれば何も恐れる必要はありません。

 

 

 

ここまで読んで、どんな印象をもったでしょうか?

もしかしたら、余計に不安になった人もいるかもしれませんね。

 

小学校教諭には大変なことや乗り越えなければならない課題はたくさんあります。

しかし、それらを乗り越えた先に子どもたちの笑顔があり、自分の成長があります。

先生たちも強くたくましく生きていかなければなりません。

 

そこで、私が新人教員時代にいつも心がけていた仕事への取り組み方を紹介します。

私はこれらをいつも意識することで、前向きに乗り越えることができました。

ぜひ、参考にしていただけたらと思います。

 

新人教員の大切な心構え

・質より量

 

ベテランの先生は授業がとても分かりやすくて、おもしろく、いろいろな引き出しをもっています。また、子どもとの信頼関係を築くのもとても上手です。

 

それはそれまでの経験があるので、当たり前です。

だから、先輩教員と自分を比べて落ち込む必要はありません。

 

新人教員はまずは何でもがむしゃらに、一生懸命に取り組みましょう。

たくさんの量をこなすことで、自然と質は上がってくるはずです。

最初から、無駄がなく、スマートにこなそうと思ってはダメですよ!!

 

また、自分ができることは率先してやりましょう。

 

私は、資料のコピーが必要なときは進んで引き受けたり、職員トイレが汚れていたらサッと掃除したり、何か自分ができることはないかといつでも視野を広くもって行動していました。

すると、先輩教員からも声かけをしていただくことが増え、相談しやすくなりました。

 

どんなことにも率先して取り組み、かわいがられる新人教員になりましょう!!

 

 

・完璧を求めない

 

自分の理想の学級の姿ってありますよね。

 

「授業では元気よく手が上がり、子どもたちが真剣に取り組んでいる」

 

「みんなが笑顔で思いやりがあり、教室にあたたかい雰囲気があふれている」

 

想像しただけでも、ワクワクします。

 

が、しかし!!

 

理想の学級を築くことは至難の業です。

 

特に新人教員は慣れないことばかりで、余裕もなかなかありません。

 

だから、いきなり完璧を求めずに、少しずつ成長していく自分の姿を思い描きましょう。

1年目・2年目・3年目・・・と成長していけば、10年後には小学校教諭としてたくましくなったあなたが教壇に立っているはずですよ。

 

うまくいかないこともそのときにしか経験できないことだととらえて、楽しんじゃいましょう!!

 

・子どもとの関わりをおもいっきり楽しむ

 

小学校教諭の仕事の魅力はなんといっても子どもたちと時間を共有できることではないでしょうか。

 

もちろん大変なこともありますが、そんなときに子どもたちから元気をもらい、何度でも立ち上がれるのです。子どものもつ力は無限大ですよ。

 

だから、子どもたちとの関わりを純粋に楽しんでください。

 

休み時間に子どもとテレビ番組の話をする、昼休みに一緒に校庭でおにごっこをするなど何でもいいと思います。

私の学級では、七夕にはみんなで短冊に願いごとを書いたり、節分には豆まきをしたりと季節の行事を大切にしていました。これも子どもたちと楽しい時間を過ごしたいという理由からです。

 

難しいことは考えず、目の前にいる子どもたちとの時間を楽しみたいという気持ちをもてば、素敵な教員ライフを過ごすことができると思います。

 

ぜひとも、子どもと一緒に楽しめる、親しみやすい先生になってほしいですね!!

 

まとめ

小学校教諭の仕事は世間のイメージ通り、大変なことはたくさんあります。

 

ですが、それはどの仕事でも同じではないでしょうか?

 

大切なのは、いかに物事を前向きにとらえ、成長していけるかだと思います。

 

子どもたちが立派に成長した姿を見ると、それまでの苦労がすべて吹き飛ぶくらいの達成感ややりがいを実感できるのが小学校教諭の魅力です。

 

子ども・保護者・同僚の先生方など「人とのつながり」を大切にして、充実した先生ライフを送ってくださいね!!

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