目標設定はどうやってすればいい?新卒の方にも分かりやすく解説!

「目標設定をしなさい」

 

新卒で会社に入ると、上司からこんなことを言われる方が多いかと思います。

そう言われても、どうやってすればいいかよく分からないですよね。

 

そこでこの記事では、目標設定をどのようにすればよいか、誤ったやり方とともに解説していきます。

ぜひこの記事を参考にしていただいて、目標設定のやり方を理解していただきたいと思います。

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ありがちな誤った目標設定とは?

 

まず初めに、誤った目標設定のやり方について解説していきます。

結論から申し上げますと、次のようなものが挙げられます。

 

  • 曖昧な目標
  • 実現不可能な目標
  • 目標を設定するだけで満足してしまう、忘れてしまう

 

順番に解説していきます。

 

一つ目に、「曖昧な目標」というものです。

具体性に欠ける目標を設定するのは誤りです。

 

なぜなら、目標が曖昧ですと、明確な道筋が見えないからです。

現時点で、目標を達成するまであとどれくらいなのか分からないために、具体的に何をすればよいかも分かりません。

 

後ほど解説しますが、目標の中に具体的に数字があったりすると、達成までの道筋が見えるのでモチベーション維持にも効果があります。

 

まずは、「曖昧な目標」はいけないということを覚えておいてください。

 

二つ目に、「実現不可能な目標」というものです。

実現不可能ということは、すなわち、いつまで経っても達成できないということです。

もはやそれは目標ではなく、幻想です。

 

例えば、こんな目標は実現不可能である可能性が高いです。

 

「1か月で、売り上げを現状の10倍にする」

 

意気込みは素晴らしいですが、なかなか難しい目標ですよね。

数字が入っていて具体性があるのは良いですが、現実的ではありません。

 

こういった実現不可能な目標は、達成できないことによって、仕事のモチベーションの低下にもつながります。

 

ですので、「実現不可能な目標」を設定してしまわないように注意しましょう。

 

三つ目に、「目標を立てるだけで満足してしまう、忘れてしまう」というものです。

意外と多くの人が、この状態におちいってしまいます。

 

なぜなら、目標というのは、立てるだけで達成した気分になりがちだからです。

その結果、もうその時点で満足してしまい、目標の内容をすぐに忘れてしまいます。

 

ですが、これを知っているだけでも、この罠には引っかかりづらくなります。

ぜひこれを頭に入れていただいて、目標を設定するだけで達成した気分にならないように気をつけていただきたいと思います。

 

以上、誤った目標設定のやり方について解説しました。

 

 

正しい目標設定の手順とは?

 

続いて、良い目標設定のやり方について解説していきます。

結論から申し上げますと、次のようなものが挙げられます。

 

  • 具体的な目標
  • 実現可能な目標

 

順番に解説していきます。

 

一つ目に、「具体的な目標」というものです。

先ほど、曖昧な目標は誤りということを解説しました。

 

ですので、目標に具体性を持たせましょう。

どういうことかといいますと、「数字」を入れるということです。

 

「数字」には、売り上げ目標などの「数値」、そして「期間」が挙げられます。

これらを盛り込んだ目標は、具体性があって良いものといえます。

 

具体的な数字があるから、あとどれくらいで目標を達成することができるかが分かります。

そのため、モチベーション維持にも効果があります。

 

後ほど例をご紹介しますが、目標には「具体性」を持たせる、ということを覚えておきましょう。

 

二つ目に、「実現可能な目標」というものです。

実現できない目標は、目標ではなく幻想だと申し上げました。

 

目標は達成するためにあるので、まぼろしにしてはいけません。

ですので、努力すれば十分達成可能なものにしてください。

 

一つ目の「具体性」と、「実現可能」を組み合わせた例をご紹介します。

 

  • (ダイエット)1か月で、体重を1kg減らす
  • (英語学習)1日10個ずつ、1週間で70個の英単語を覚える

 

どちらも具体的な数値と期限があり、多くの人に実現可能な目標ですよね。

ポイントとして、まずはこれくらいハードルの低い目標を設定すると良いです。

 

難易度としてはあまり高くない目標を達成することには、大きく二つのメリットがあります。

 

  • 成功体験が生まれる
  • 反省することができる

 

成功体験が生まれることで、モチベーションが高まります。

これにより、次に設定する目標に向かって努力することができます。

 

また、反省することができます。

これはどういうことかといいますと、自分がどれくらいの目標を立てればよいかが分かる、ということです。

 

  • 簡単だったから、次はもう少し難しい目標にしてみよう
  • ちょうどよかったから、次もこれくらいの難易度の目標にしよう
  • 難しかったから、次はもう少し簡単な目標にしてみよう

 

ざっくり分けると、これらのうちのどれかになるかと思います。

目標を立て、挑戦しては反省する、ということを繰り返して、自分に合った目標はどの程度の難易度か、ということを理解しましょう。

 

以上、良い目標設定のやり方について解説しました。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

目標設定のやり方について、お分かりいただけたのではないかと思います。

 

ぜひこの記事を参考にしていただいて、新卒の方にも正しい目標設定をしていただきたいと思います。

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