私たちの生活の中に、メモを取る場面ってありますよね。
特にビジネスにおいては、会議、研修、打ち合わせなどメモを取るべき場面が数多くあるはずです。
私も社会人1年目の時には、研修がとても多かったので、毎回メモを取っていたのですが、当時こんな悩みがありました。
- 話のスピードにメモが追いつかない
- ごちゃごちゃしていて要旨がつかめない
- あとで見返したときに分かりづらい
そこで、メモのまとめ方が上手な先輩にコツを聞いて実践してみたところ、これらの悩みが改善され、仕事に活かすことができるようになりました。
今回は、そんなメモのコツをみなさんに紹介したいと思います。
誰でも簡単にできることなので、ぜひ参考にしてみてください。
きっと、上手にまとめることができるようになるはずですよ。
メモを取るメリット
そもそも、なぜメモを取るのでしょうか?
メモを取るメリットを説明します。
①集中力が増す
メモを取る場面では、大切なことを聞き逃さないように、自分の意識を「発言者」と「手元のメモ」の2点に集中するようになります。
ただ話を聞くだけでは、ぼーっとしたり、他のことを考えたりしてしまうこともあります。
私は研修を受けていると眠くなることがよくあります(笑)
しかし、メモを取ることで常に頭を使っているため、眠気に襲われることがなくなりました。
メモの効果は絶大ですね‼︎
②理解力が増す
メモを取るときに、私たちは無意識に頭の中で情報を整理しています。
相手が何を言いたいのか、自分にとって何が必要な情報なのかをとらえようとするので、要旨をつかみやすくなり、結果理解力が増すのです。
仕事ができる人たちはメモを取るのもすごく上手です。
私が先輩のメモを見せてもらった時には、思わず「美しい」と言ってしまいそうなほど、そのメモは洗練されたものでした。
ぜひ仕事ができる人のメモを見せてもらうといいと思います。
③ミスを防ぐ
メモを取る本来の目的は「忘れない」ようにすることです。
必要な情報を記録に残すことで、あとでまた確認することができます。
仕事が増えるにつれて、覚えておかなければならないことも増えてきます。
普段からメモを取る習慣を作ることで、仕事のミスを防ぐことができるでしょう。
そのためにも、メモの上手なまとめ方を身につけていきたいものですね。
今すぐできるメモの上手なまとめ方
これから紹介するテクニックは、誰でも簡単にできるものばかりです。
まだ実践したことがなければ、明日からすぐに取り入れていきましょう。
重要な言葉(キーワード)を書く
メモを取るときには全てを記録しようと思ってはいけません。
なぜなら、話のスピードにメモが追いつけなくなるからです。
また、何が大切なのかがわかりづらくなってしまう可能性もあります。
そこで、重要な言葉(キーワード)を中心にまとめるようにしましょう。
しっかりと頭を働かせながら、情報を取捨選択することが大切ですよ‼︎
記号・矢印を使う
記号(○・×・☆)や矢じるし(↑→)を使うのも効果的です。
例えば、
- その企画のメリットには○、デメリットには×を使う
- 重要な内容には☆を使う など
- 自分の考えには→や吹き出しを使う
記号や矢じるしの使い方を決めることで、毎回迷う必要がなくなります。
ぜひマイルールを作るようにしましょう。
色を分ける
いつも黒いペンを使っている人は、3色のカラーペンを使うのもいいですよ。
色の違いは視覚的に非常に分かりやすいため、パッと見て分かりやすいメモにするためにはとても効果的です。
私は疑問に思ったり、気になることがあったりしたときには青い文字で書くようにして、すぐに質問できるようにしていました。
これらもマイルールを作るといいでしょう。
スペースを分ける
一般的に、メモを取るときにはノートの上から埋めていく人が多いかと思います。
しかし、情報量が多くなると、内容がごちゃごちゃして、分かりづらくなってしまうことがあります。
そんな時はスペースを分けるようにしましょう。
例えば、あなたがセミナーに参加したとします。
講演者の考えはノートの左側、自分の考えは右上、生活に取り入れたい内容は右下というふうにスペースを分けてメモを取るだけで、見やすさがぐんと変わってくるはずです。
引っ越したばかりの何もない部屋に、どこに何を置こうかとレイアウトを決めるようなイメージですね。
メモ力を上げていく
話を聞きながら、頭で考え、メモを取るということは、実はかなりレベルの高いことなんです。
だから、かつての私も意味のなさないメモを取っていたのです。
このメモ力を上げるための方法はただ一つ。
それは、慣れることです。
最初は乗れなかった自転車も練習すれば乗れるようになるのと同じで、メモも継続することで上達していきます。
ぜひ、日頃からメモを取る習慣をつけていきましょう。
派遣の女子社員がメモの達人だったエピソードと具体的な方法は、こちらの記事です。
まとめ
メモをしっかりと取れるスキルは社会人としてぜひとも身につけたいところです。
さらにメモを上手にまとめられるようになると、仕事でもプラスに作用し、周りからの評価も上がることでしょう。
- 重要な言葉(キーワード)を書く
- 記号・矢印を使う
- 色を分ける
- スペースを分ける
- メモ力を上げていく
どれも簡単にできることなので、メモを取るときに少し意識してみてください。
きっと、どんどんメモのまとめ方が上手になっていくはずですよ‼︎
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