今、コンビニ業界でも働き方改革で24時間営業を見直す動きが出ていますね。
年末年始や、他のスーパーが閉まっている時間帯にお店を開けてくれるコンビニは、今の時代私たちの無くてはならないライフラインといっても過言ではありません。
それだけに、コンビニで働くスタッフにとっては色々な意味で苦労もあるだろうな…本当にご苦労様です!!という気持ちになります。
当記事では、コンビニでバイトをしているときに誰もが必ず乗り越えなければならない大変さは何か、どうやってそれを切り抜けたら良いかについてアドバイスします。
コンビニの仕事に行き詰って自分には向いていないのではないか?と落ち込んでいる人は是非ご覧ください。
【関連人気記事】
「アルバイトって疲れる…」というあなたへの対処法
コンビニの仕事ってこんなにある!!
私の知り合いにも以前コンビニでバイトをしていた人がいましたが、「コンビニでバイトすればたいていの業種には対応できるようになる!」と自負していました。
その人もコンビニでバイトを始めたばかりの頃はあまりに覚えなければならない仕事が多く、要領をつかむまで「まるで蹴られそうな勢い」で店長から色々言われ、鍛えられてきたと振り返っています。
一般的に、コンビニで業務とされる仕事をあげると…
- レジ
- 商品の品出し、陳列
- タバコの銘柄覚えてお客様が欲しいものをサッと取り出せるようにする
- 公共料金や宅配の受付
- 商品をお客様におススメしたり、販促用のPOPを書いたりする
- 廃棄商品の処理
- 冷蔵庫の業務
- レジ周りの商品(唐揚げ、焼き鳥など)の補充のための調理
- コーヒーメーカー、レジ周り、床、トイレなどの清掃
- 発注業務
- コピー機の紙の補充、紙詰まりなどコピー機の調子が悪くなった時の対応
…等々、ザっとあげてもこれだけありますね。
お店によってはこんなもんじゃない、まだまだある!というところもあるはずです。
なぜコンビニでのバイトは大変か?
コンビニでバイトを始めて、「仕事を覚えられない!」と悲鳴を上げる人がいるのは、スーパーなど他の販売の業種と異なり、分業されていないからと言われています。
スーパーであれば、自分の担当の部門だけに集中できるのに比べると、コンビニは自分のシフトの時間内は全て自分の担当ということになりますね。
よく、ネットで「コンビニでバイトしているが仕事が多くて覚えられない」とか、「数か月経ってもミスが多く、周りのスタッフからよく注意を受けて落ち込む」などという書き込みを目にします。
ここで一つ確認したいことがあります。
あなたが困っていることは「仕事の内容が覚えられない」ということでしょうか、それとも「一つ一つの仕事を、具体的にやるように指示されればやるが、いつ何をすべきかのタイミングが分からずボーっとしていると周りから注意を受ける」のでしょうか?
ネットから聞こえてくる声は、今一つここがはっきりしない所です。
周りのスタッフからすると、先に述べたどちらの場合でも「いつまでも仕事を覚えないヤツ」と思われても仕方ありません。
なぜなら、周りの人にはあなたの心の中など知りようがありませんから。
あなたの動きだけ見て「まだ覚えていないの?」と言われても仕方がないのです。
当然のことながら、何に困難を感じているかによって対応の仕方も変わってきます。
次に、それぞれの場合について乗り越え方をアドバイスします。
自分は何が出来ないのかをハッキリさせよう!
そもそも仕事の内容自体を覚えられない場合
コンビニに入りたての頃ならなおさら、周りのスタッフも出来なくて当たり前、という認識がありますからあなたはせっせと仕事を覚えれば良いのです。
決してその点で落ち込む必要はありませんね。
ただ、お客様にとってはベテランだろうが新人だろうが関係ありません。
コンビニスタッフには変わりがないことを忘れてはいけませんね。
お店側としてはそういうことも配慮して、新人には「研修中」という名札をつけさせていても、です。
お客様に迷惑をかけぬように、わからないことは速やかにシフトでペアを組んでいる人に聞くべきです。
その際は丸投げにお願いするのでなく、しっかりポイントを絞ってわからない点のみを問い合わせるのです。
研修中とはいえ、ペアを組んでいるスタッフも忙しく仕事をしているはずですから。
仕事の覚え方は人によって様々ですが、メモを取ることが一番確実ですね。
その際、漠然と仕事の内容だけでなく仕事が終わり帰宅して落ち着いてから、その時のお客の様子や店の状況などなるべく細かく業務内容以外のこととリンクして記録を残しておくと、同じ状況の時にすぐに思い出せるでしょう。
ヒトの記憶というのは、感情とリンクして脳に残っていくものだからです。
無味乾燥の仕事内容の羅列をしたメモだけではやる気もウセますよね。
指示されないと今自分は何をすべきかが分からない場合
バイトを始めてある程度の期間が経過し、シフトの時間帯の仕事を一通り経験しているのにも関わらずいまだに時間がポッと空いたりすると、何をしていいのかわからない、とか、気づかずに他のスタッフから「○○やっていただけましたか?」などと、注意喚起されたりが続く人もいます。
こうなってくると、周りのあなたに対する評価が「いつまでも仕事を覚えない人」と思われているのではないか、と苦痛になってくることでしょう。
確かに、元来、周りのことによく気が付く人と、言われないと気が付かない人はいますよね。
それを克服するにはやはり、帰宅後の落ち着いた時間帯にお店のお客様の流れを思い出しながら、仕事の優先順位をつけ、忙しい時はコレ、隙間時間にコレ、といった具合に自分なりのシナリオを作ることをおススメします。
あらかじめわかっていればボーっとしている時間も減ります。
その優先順位すらわからない人は、ベテランスタッフに隙間時間に出来ることなどを聞いて自分も前向きに取り組んでいる姿勢を周りのスタッフに刷り込みましょう。
さらに言えば、同時にいくつもの仕事を抱え込むのが苦手なタイプの人もいます。
お客様が多く、忙しい時間帯であればレジ打ち、それをしながら商品の温め、さらにはコピー機の紙詰まりの苦情、宅配が来た、などという場面もあるかと思います。
スタッフにとっては新人であろうがベテランであろうがお客様が最優先ですから、遠慮なく自分の手の回らないことは「○○お願いしま~す!」と助けを求めるべきですね!
自分の出来ないことを周りのスタッフに分かってもらおうとしないから「トロいと思われているかも…」などと悶々とするのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コンビニでの仕事は覚えれば今後のあなたの財産となっていくことが多いです。
前向きな気持ちで、是非チャレンジしてくださいね!
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。