【体験談】アルバイトの時給を上げる悪魔的方法とは?

  • 何年もアルバイト・パートを続けているのに時給が上がらない
  • 同時期に採用された同僚や後輩の時給だけ上がる
  • 同僚より仕事ができるのに時給を上げてくれない

そんな悔しい思いをされている方も多いでしょう。

ここで、ある学生の体験談を元にアルバイト・パートの時給を上げる悪魔的な方法について解説します。

アルバイトの時給を上げた大学生の体験談

私は大学生のときに近所のスーパーでアルバイトをしていたことがあります。

そのときには結構長く働いていて、真面目に仕事をしているつもりでしたが、給料はずっと固定されたままだったのです。

つまり、時給は働き始めたときから1円も上がりませんでした。

そこが不満だったので、なんとかしてあげてもらう方法はないかな?と考えていたところ、そのスーパーの上司にたまたま髪の毛について指摘をされたのです。

上司から見ると、私の髪の毛はちょっと長く見えたらしく、切ってほしいみたいなことを言われました。

そのときに私はひらめいて、即座に「分かりました!」と言って、次の出勤日までに髪の毛を短く切ってきました。

すると、上司の私に対する評価が明らかに変わっているのが分かったのです。

それ以降、自分に対して好印象を持っているかのような態度に感じて、これは使えると思ったのです。

それはどういうことか?というと、わざと何らかの瑕疵を作って、そこを上司に認識させ、指摘されたら即座に改めるということをすると、素直な良いアルバイトだという評価になるのではないか?ということです。

私の場合には髪の毛の長さを指摘されて、それをすぐに上司の望んだ通りにしましたから、その時点で評価は結構上がっていたと思いますが、さらにこのテクニックを継続していこうと思いました。

その後、私はわざと毎回出勤日にちょっと遅刻するようにしていたのです。

数分程度ですけど、遅刻する機会が増えると、当然ながら上司の目につくわけで、指摘というか注意が入りました。

私は「待ってました!」と心の中で思いましたし、次から出勤時間の10分前くらいにはすでに到着しているようにしたので、これによってさらに上司の評価がさらに上がったようです。

その後は特に注意されることないように真面目に働き続け、そろそろいいかな?と思った私は、上司に直談判して時給を上げてくれないか?と相談しました。

すると、検討してみると言われて、後日店長などと話し合ったみたいで、時給が100円上がりました。

100円上がるというのはかなり大きいですし、それによって月給が1万円くらい増えたのかな?と思います。

この方法は下げて上げるという仕組みになっているために、最初から上司の理想的なアルバイトを演じるよりも、評価の上がり方が大きいと思います。

上司に好かれることは給料以外でもメリットがあると思いますし、結果的に良好な人間関係を築くことができるので、こういった方法を実践するというのはおすすめです。

 

時給を上げるポイントと注意点

『頑張ったから時給を上げて欲しい』というのは労働者の視点です。

時給を上げてもらうには、経営者側の視点を理解する必要があります。

あなたが経営者ならどんな人の時給を上げますか?または上げませんか?

経営者は、【費用対効果】を重視しています。

分かりやすく言うと
“かけた費用に対してどれくらいの効果があるか”
ということです。

つまり、時給を上げてもそれだけの効果があると判断してもらう必要があるのです。

先ほどの大学生の場合、
『当初はアルバイトとしてふさわしくない身なりや行動があったが、指摘に対しては素直に従ってくれた。
このまま成長してくれれば、貴重な戦力になるはずだ』
という上司の判断が働いたのかもしれません。

あえて負の側面を見せておいて、次に成長過程を示し伸びしろをアピールする

という“したたか”な方法でしたが、費用対効果を感じてもらうことには成功したようです。

 

ただしこの方法には、注意点があります。

あまりに最初のマイナス面が大きすぎると、それが致命傷になるという事です。

無断欠勤やお店の評判を落としたり職場の和を乱すような行動・言動は、一発退場になるリスクがあります。

また、すぐに辞めてしまいそうな印象を与えることも避けなければなりません。

いつ辞めるかわからない人の時給は上げられないですよね。

この辺のさじ加減は慎重にしてください。

経営者としては、自分の指導で成長したアルバイト・パートは可愛いものです。

『自分の成長は、経営者のお蔭です』と感謝を伝えれば人間関係も深まるでしょう。

人間関係ができれば、昇給の交渉もしやすくなるはずです。

まとめ

  • あえて軽微なマイナス点を見せる
  • 指摘を受けたらすぐに改善し成長ぶりをアピールする
  • 継続する意欲は常に示す
  • 経営者と人間関係を作る
  • タイミングを見て昇給の交渉をする

 

 

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