【仕事が辛いのは甘えかどうか判断する方法】甘えと思われないためには？

「仕事が辛い」と悩んでいませんか？しかし、「甘えている」と言われてしまいそうでその悩みを打ち明けられず1人で抱え込んでしまうことはないでしょうか。

今回、あなたにとって仕事が辛いと思っていることが甘えかどうか、甘えていると思われないためにするべきことをまとめてみました。あなたに当てはまるかどうか考えてみてください。

仕事が辛いことが甘えかどうか判断する方法

今、あなたにとって仕事が辛いと考えている理由を考えてみてください。今から紹介する「甘えている場合」に当てはまる場合は、周りからも甘えていると言われてしまう可能性が高いです。

甘えていると考えられる場合

やりたくない仕事だから

おそらく、あなたはなんらかの憧れをもって、自分の意思で今の会社で働くことを決めたはずです。それをやりたくない仕事だったから辛いと言ってしまえば、周りから「甘えだ」と言われてしまうことは当然ではないでしょう。

毎日疲れるから

働いていて疲れない人は少ないのではないでしょうか。それぞれ自分にあった休息のとり方をみつけて、仕事を続けられるように工夫しています。毎日疲れて辛いというのは「甘え」とだと考えます。

ただし、パワハラやセクハラなどの明らかにあなたに責任がない原因で疲れを感じるときは「甘え」ではありません。

責任をとりたくない

任せられた仕事に対しては、最後まで責任をもってやり遂げるべきです。あなたを信頼して仕事はお願いされているので、失敗して怒られたくないなど、プレッシャーから逃れたいなど子どもじみたことを考えてしまうと「甘え」とみなされます。

忙しいから

毎日、忙しいと仕事が辛いと感じるかもしれません。しかし、本当に忙しいかどうか、もう一度思い返してみてください。無駄な作業をしていませんか。あなたの今の仕事のやり方を効率化できる方法があるかもしれません。あなたは忙しいと思っていても、周りから見て無駄な作業をしていると思われていたら「甘え」になってしまいます。

甘えではない場合

ハラスメントを受けている

パワハラやセクハラ、モラハラなど最近では様々なハラスメントによって働く人々が苦しめられています。このようなハラスメントを受けて仕事が辛いと感じている場合は、あなたに原因はなく「甘え」とは言えません。

時には、ハラスメントだと気づかずに辛いのは自分のせいだ、と思い込んで精神的に苦しんでしまう人も中にはいます。もしかしたらハラスメントかもしれない、と判断に迷った時は周りに相談してみるのも良いかもしれません。

法外な長時間労働を強いられている

時間外労働は36協定で上限時間などが定められています。それを超えるような法外な残業は完全に会社の問題です。指摘しても改善されないようであれば労働基準監督署や弁護士に相談しましょう。

病気をかかえている

なんらかの病気や障害と戦いながら仕事をする人は増えています。病気や障害の程度によっては、通常通り仕事ができなくなります。決して「甘え」ではすまされない問題です。

「甘え」と思われない、仕事が辛いときにするべきこと

「甘え」は一般的に自分の行動から判断されることが多いです。少しでも振る舞いを変えてみると「甘え」とみなされなくなります。

やりがいを見つける

やりがいもなく、ただ仕事をしているだけではつまらないですし、辛いですよね。そんな時は、仕事の中で少し努力すれば達成できそうな小さな目標を掲げて、毎日、達成するようにしてみてください。

目標に到達したときの達成感は、自然と次へのやる気を引き起こして、仕事がつまらないという思いを打ち消します。

プライベートを充実させる

仕事の辛さを職場の中で消化できないない時は、プライベートな時間を充実させましょう。

小さなストレスや疲れの積み重ねが仕事の辛さ増大させます。定期的に頭の中から仕事に関することを引き離してストレスフリーな状態やリフレッシュできる状態を作り出しましょう。ストレスや疲れをためない習慣が仕事の辛さを軽減させます。

作業内容を見直す

忙しい仕事が少しやり方変えただけで効率化され、楽になるということは多いです。ワークフローを作るなどいつもの作業内容を見える化して無駄な作業をしていないか見直してみてください。

また、仕事が自分だけに偏っていないか、部署全体のことを一度見渡してみましょう。偏りが見られる場合は上司に相談をして適切に仕事が振り分けられるよう相談してみると良いかもしれません。

いろいろ改善策を試したが、どうしても今の仕事が合わない、会社の環境が改善されないなど、努力の結果が出ないときは、転職することも1つの手段と考えます。

転職することは「逃げであり、甘えだ」と言われることもありますが、現状と精一杯向き合った結果から導き出された転職という道は、「甘え」とは考えられにくいです。

まとめ

今回の記事であなたの仕事が辛いことが「甘え」である可能性が高い場合、自分自身でその問題の解決に取り組む必要があります。現状改善のために精一杯努力して、それでも仕事が辛いと感じる場合は、転職という手段も考えられます。まずは、なぜ仕事が辛いと感じるのか1度考え直してみてください。