数字に強い人の特徴から浮かび上がる数字のバケモノになる極意4選

見積もりを出したり、売り上げ計画を立てたり、ビジネスで数字と向き合うことは多いですよね。

しかし、仕事で数字がでてくると、目をそらしたくなる方も多いのではないでしょうか。

一方で数字に強い人を見ると、仕事ができるように見えます。

本記事では、仕事で数字に向き合うことが多いけれども、どうしても数字に苦手意識がある方々向けに、数字に強い人の特徴を4つ紹介します。

明日からのお仕事にお役立てください。

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 数字の意味を理解している

数字に強い人に共通しているのは、「数字の意味を理解している」ということです。

数字の意味というのは、単位と言い換えてもよいかもしれません。

数字が持っているそれぞれの意味と関係性を根本的に理解していないと、数字の入った表や数字の並びを見ても、ただの羅列にしか見えません。

 

具体的な例で見ていきましょう。以下の数字は、何を意味しているでしょうか。

 

500×10×12×5=300,000

 

計算式を見ただけでは、おそらく何のことかさっぱりわかりませんよね。ここに、数字が持つ意味である「単位」を加えてみましょう。

 

500円×10個×12ヵ月×5年=300,000円

 

いかがでしょうか。「単位」が加わったことで、「500円の商品が一か月に10個売れたとした場合に、5年間の合計の売り上げは30万円になる」という一つの意味が浮かび上がってきました。

このように、それぞれの数字が持つ意味を正しく理解し、活用していくことができる人が、数字に強い人といえます。

 

規模を抑えている

数字の規模を抑えているということは、大まかな数字を知っておくということです。

簡単に言うと、目の前の数字の大きさをざっくりと捉えられるかどうかということです。

例えば、あなたが新規クライアントを担当する営業担当だとします。

その新規の顧客から、大きな案件をもらうことに成功しましたが、その目の前の案件が会社にとってどれだけ重要な意味をもっているのか、上司に報告する必要があるとします。

その時に、自分の会社の年間の売り上げ・自分の部署・担当の年間の売り上げなどを把握せずに、その案件に取り組むことの重要性を伝えられるでしょうか。

ビジネス上の数字は、日常生活では使わないくらい大きな数字を取り扱うことが多いと思います。

そんな大きな数字は、規模を抑えているからこそ、一人称で考えられるようになるのです。

 

最大値・最小値・平均値を抑えている

ビジネスで毎日大量に向き合う数字をすべて把握することは、至難の業です。大量の数字の羅列を目の前にすると、拒否反応が出てくる人もいると思います。

そんな時には、最大値・最小値・平均を抑えるようにしてみましょう。

たとえば、ある化粧品販売のWebサイトの運営を任されているとします。

その化粧品は最近売上が伸び悩んでおり、新しくキャンペーンを打つことになりました。

そんな時、毎時ごとのWebサイトへのアクセス数の最大値・最小値・平均に着目すれば、最もアクセス数の多い時間帯に新キャンペーンを出し、一つの施策で最も多くの人に働きかけることができるようになります。

このように、数字の最大値・最小値・平均値を抑えていることは非常に重要です。

そこから浮かび上がってくる情報から仮説を立てることができ、施策を打つことができます。

 

表面上の数字にだけとらわれない

表面上の数字にだけとらわれないことも、数字に強い人の特徴です。つまり、1つのさまざまな角度からとらえ、ある意味を疑うことができる人です。

たとえば、とある化粧品の満足度が100%だとします。

そのままの数字を鵜呑みにすると、その化粧品はとても優れていると考えてしまいます。

ところが、その数字の裏側には、「1人にしかアンケートしていない」「5択になっており、大変満足・満足・やや満足など程度がわかれているのに総括して満足としている」「100%になるように年齢層を抽出している」など、製作者の数字のマジックがあるかもしれません。

上記は、いわゆる数字のマジックですが、そのほかにも、市場の動き・人の心の動きなど、多面的に数字を捉えることで、真実が見えてくることもあります。

このように、隠れた意味を意識し疑うことができることも、数字に強い人の特徴といえます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。職場にいる数字に強い人の特徴と合致していることも多いと思います。

ビジネスにおいて、数字に強いというのは、暗算のスピードが早い人や数学の成績がよかった人ではありません。

数字の示す意味を考え、仮説を立てることができ、大局でとらえ、時に数字を疑うことができる人こそ、ビジネスにおいて数字に強い人と言えるのです。

昨今、ビジネスと数字は切っても切り離せない関係にあります。これらの特徴を意識して、数字に強い人を目指していきましょう。

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