今回の記事内容は、「学習塾経営」についてです!
学習塾をゼロから始めるというのは起業にも等しい行為です。誰も責任を取ってくれない、すべてのマイナスは自分に降りかかってきます。
周りに適切な助言をくれる人がいるとも限らない中心細さが増し増しですよね??
そこでこのサイトではそんな心細さをフォローしつつ有益な情報を少しでも多くの挑戦者の皆さんにシェアしていきたいと思います!!
この記事によって少しでも塾経営のリアルを知り成功につなげていただきたいです!!
塾経営は儲かるの!?
いきなりやる気をそぎ落とすようで申し訳ないですが、塾経営ははっきり言って厳しいです!
なぜなら塾経営の本質は「経営」にあるからです!
恐らく塾経営者になりたいと思ってこのページにたどり着いた方は教育業界に関係性のあるお仕事に就かれている方でしょう
ということは生徒を教えることに関しては自信がある方に違いありません!
もちろん指導能力は不可欠です。しかし、上でも言った通り塾経営なのですから経営が出来なければ塾は潰れます!
生徒を教えたことがあっても経営に携わった方はほとんどいないはずです。そしてその経験の無さが、塾経営が失敗する本質です。
ということは経営のノウハウが必要だということになりますよね!
ここで塾経営における成功とは何を意味するのかを一旦確認することにしましょう!!
塾経営における成功
塾経営における成功とは何でしょうか??
経営的に成功するとは長い年数運営できることでしょうが、ここでは取りあえず単年度の所得額によって成功をはかります!
日本人の平均年収は400万円前後ですから、年間所得500万円を稼ぎ出せればささやかながら成功ということにします
国税局の調査によると(関東信越、東京、大阪、名古屋、名古屋)の所得階級人員を見てみると恐ろしい現実があらわに・・・・・・・
なんと、500万円以上稼げている塾経営者はわずか3%というシビアな現実
あなたは上位3%に入れますかって話です!
なぜ塾経営は儲からないのか
塾経営が儲からない理由は主に2つあります。1つは「少子化」であり、もう1つが「差別化の難しさ」にあります
1つ目の少子化というものは非常に分かりやすいと思います。
学習塾の主な対象は「子ども」なわけですよね。この子どもが年々減っているので学習塾へ通う子どもも減ります。しかし学習塾の数は減るわけではないので当然少ない子どもの奪い合いが発生します。
ということは競争も激化、生き残りが難しくなるのは当然です。大手の塾なら海外進出(く○んみたいに)などの戦略へとシフトできますが、個人経営塾は不可能です。
さて次の「差別化」というキーワードに関しても難しいと言わざるを得ません。
この差別化は経営のノウハウと密接に関係しています。
塾経営で差別化する点は以下の3つ!
- 「方法」の差別化
- 「講師」の差別化
- 「宣伝」の差別化
「方法」の差別化とは実際に生徒に勉強を教える際の教え方の差別化のことです。
どういうことかというと、実際に教える内容に関してはどこの塾でも変わりません。なぜなら学習塾の場合学校の勉強の範囲内のことを基本的には教えるため学習指導要領の範囲内のことしか教えないからです。
よって重要なのは独自のわかりやすい教え方です。ここが評価されれば生徒集めがうまくいく可能性が高いです
次に「講師」の差別化です。
講師の差別化の例として分かりやすいのは有名講師(林先生とか)を雇うことや、バイトの大学生などの学歴を細かく指定することです(早慶以上とか)
でも当然の話ですが、条件のいい講師を雇おうとすればそれだけコストがかかります。コストがかかればその分儲けは減ります。
つまり差別化すればするほどコストが上昇するという悪循環に見舞われる可能性があるのです!!
このコストを考える必要があるのが塾経営の難しさですよね・・・・・
最後に「宣伝」の差別化です。はっきり言って3つの中で一番難しい・・・・・・
方法の差別化は塾経営をしようとするものなら最初から備えておくべきことです。そこでつまずいているようでは厳しいですが塾経営は無理かと思います
講師の差別化ですが正直お金の問題なので何とでもなります。
しかし世の中、いいものを揃えても流行るとは限らないのです!売るためにはうまい宣伝が必要です!!
それはSNSでの宣伝だったり、塾のHP作成だったり、折り込みチラシだったり、行事に塾として参加するだったり色々あります。
ただしマーケティング戦略や宣伝の影響力を数値化して客観的に計ってみたりしなければ細かいデータを活用することは出来ません。
ここをキチンと塾としての実績に活かせなければ廃業の可能性も十分あることを知る必要がありますね・・・・・
それでも1歩踏み出したい方へ
今回の記事では塾経営の難しさについて長く語りましたが結論としてはこうです
「塾経営にうま味はないからやめておけ!!」
しかしそれでも自分で経営してみたいと思う方はいると思います。というよりこれくらいの脅しで止めてしまう人では廃業はほぼ確実です。
どうしてもやりたいという人は上の3つを独自に調べて行動に移してみるか、フランチャイズ加盟などを考えてみてもいいかもしれません。
また今ではネットで情報を集めやすい時代ですので実際に塾経営している方の情報を探ってみることもいいでしょう!
冷静に分析して成功につなげてくださいね!!
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