【ゆとり・さとり世代】にも対応|新人にイライラしない教育のコツ!

❝新人教育係を任された。❞

仕事を教えることはもちろん、社会人としてのビジネスマナーや社会常識、

一日でも早く会社に貢献できる、立派な社会人・ビジネスマンとして育てる大切な任務が与えられます。

しかし、相手はついこの間まで学生。しかも「ゆとり世代」や「さとり世代」といった新人類。

  • 「それって常識でしょ…」ということがわからない
  • 同じ質問を何度もしてくる
  • 言い訳が多い
  • 指示されたことしかやらない
  • と思えば、頼んでもいないことを積極的にやる…
  • 大事な報告をLINEやメールでしてくる

自分の仕事もあって忙しいのに、余計な手間がかかってイライラするし、ストレスたまりますよね?

 

当記事では、そんな悩みを解消する

【ゆとり・さとり世代の新人教育の考え方と7つのコツ】

をご紹介します。

 

「もう新人教育・指導でイライラ・ストレスをためたくない!」方は、ぜひご覧ください!

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そもそもなぜイライラしてしまうのか?

新人教育から少し話は逸れますが、なぜ人がイライラするかを考えてみましょう。

  • 早く寝たいのに、隣の部屋の音が気になって寝むれない
  • 急いでいるのに、電車が遅延している
  • シールがきれいに剥がれない

などなど…。

ん~。イライラあるあるですね。

共通して言えることは、「自分の思い通りにならないとき」にイライラするということです。

 

新人教育で感じるストレスやイライラの根本的な理由も同じこと。

 

新人教育でストレスをためないための考え方

「思い通りに動いてくれない」=「あなたの求める新人像ではない」

これが、イライラやストレスの原因なんですね。

 

でも、冷静に考えてみましょう。

それは、あなたが思う理想論と感情です。

新人さんは悪気があって、あなたの求める新人像から逸脱しているわけではないのです。

(中には、そんなモチベーションの低い、やる気のない人もいますが…)

 

ここでひとつ。

「あなたが新人だったころを思い出してみてください。」

年上の先輩・上司との「世代間ギャップ」みたいなものを感じた覚えがあると思います。

そうです!意外と逆の立場で考えてみると、理解しがたいことや時代や文化の違いで常識感覚が違うってことがあるんですよね。

たとえば、

「会社の固定電話が鳴ったらすぐに出なさい!」と指示しても、躊躇して出ようとしない人たちが多い。

それは、いまや携帯電話が主流で、「固定電話なんて家にない!見たことない!」という生活環境で育った人たちで、出たくないわけではなく、そもそも電話に出ることに慣れていなかったり、抵抗があったり…。

それが消極的にうつって、「なんですぐ出ないの??」とイライラしてしまう…なんてことありますよね。

 

これは、時代における感覚の違い。

そうです!新人教育において、文化や志向・習慣の違いを乗り越えることは、避けて通れません。

すでに時代は、「ゆとり世代がさとり世代を教育する時代」

もはや、ゆとり世代は会社の中堅になりつつあります。

彼らの特性や志向・環境の違いを理解し、考え方や指示の出し方・指導のやり方をこちらが変えてみる。

それも「求める新人像」に近づける手段のひとつです。

 

【ゆとり・さとり世代】の新人教育のコツ

【ゆとり世代】の特徴としては、

  • 「自主性がなく、指示待ちが多い」
  • 「納得しないと動かない」
  • 「怒られることに耐性がない」
  • 「付き合いが悪い」

などと言われています。

【さとり世代】とは、不況の時代に生まれて育った世代

  • 「欲がなく、安定志向」
  • 「良質で安価なもの(コスパ)を重視」
  • 「わからないことは、すぐネットで調べる」
  • 「面倒な人間関係は避けたがる」
  • 「恋愛なども積極的にしない」

などの特徴が挙げられます。

 

これらをふまえたうえで、

イライラしないための【ゆとり・さとり世代】の新人教育のコツを5つご紹介します!

  • 傾聴する

ただ「聞く」のではなく「耳を傾けて聴く」です。

自分の指導を聴き入れてもらうには、まずは新人の話をきいてあげましょう。

  • 質問して考えさせる

「なんでこんなこともできないの?」という答えのない質問は避けましょう。

「なにが原因だと思う?」・「その理由はなんですか?」・「なにを改善すればいいと思いますか?」

といった風に、具体的に質問し、考えさせるようにしましょう。

  • 比較しない

「比べられることを嫌う世代」とされています。

無理に競わせようとすることは避けましょう。

「人と同じ」が良いのです。

  • 怒るではなく、叱る

社会人として間違ったことをしたときや、指導をするうえで「叱る」ことは必要ですが、

怒られたり、ましてや怒鳴られたりということに慣れていません。

感情的に「怒る」ことは避け、間違っている点を注意する「叱り方」を身につけましょう。

  • 褒める

指摘ばかりを受け、けなされてばかりで何クソと思う世代ではありません。

ちゃんとできたことは、ちゃんと褒める。

これは、できなかったときの指導にも使えます。

「~はすごく良かったけど、~のこの部分だけが課題だね。」というように、

肯定から入ることで、指導も受け入れやすくなります。

 

まとめ

いかがでしたか?

イライラやストレスを貯めないようにするためには、「まずは相手のこと知る!」ということが大切です。

ゆとり・さとり世代が主力となる現実は避けて通れません。

相手のことを理解せず、思い通りにいかないからってイライラばかりしていると、知らない間に「できない先輩」・「できない上司」として、グループLINEやSNSで拡散されているなんてことも…。

そうならないためにも、若い人たちとは上手く人間関係を築きたいものですね。

尊敬される先輩・上司として、会社からのあなたの評価が上がりますように!

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