【ネクタイをするメリット】クールビズでもネクタイしたい!

今となってはクールビズが浸透しており、暑くなりはじめる毎年5月ごろからビジネスマンの服装は「ノーネクタイ・ノージャケット」というビジネススタイルがよく見かけられるようになりました。

しかし、クールビズは「だらしなく見える」、「ダサい」、「ノーネクタイは相手に失礼」なんていう声もよく聞かれます。そんなふうに言われるなら、クールビズでもネクタイはしたいと良いと思いませんか。

今回は、なぜクールビズをするのか、クールビズ実施期間でもネクタイをするメリットについてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

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そもそもクールビズの目的とは

 

クールビズは、日本政府(環境省)が2005年から夏場に冷房を28℃にしていても快適に過ごせるように衣服の軽装や植物を利用した緑のカーテンなどの環境に優しい取組みを推進する、と地球温暖化対策を目的として始まりました。基本的に環境省で推奨している実施期間は5月~9月とされています。

さらに、2012年からは同じく環境省から「スーパークールビズ」が勧められ、会社によってはクールビズよりもラフなポロシャツやアロハシャツを着ても良いと認められるようになりました。

ただし、クールビズやスーパークールビズはあくまで日本政府がオススメしているだけであって、法律的に守らなければいけないということはありません。

 

なぜクールビズはダサく見えるのか

 

ネクタイを外したクールビズ姿はなぜダサく見えてしまうのでしょうか。

もともとスーツの原型はイギリスで生まれたと言われており、長い歴史と伝統があります。スーツは革靴・スラックス・シャツ・ネクタイ・ジャケットが全てそろっていて初めて完成したスタイルとされるため、単純にジャッケトを脱いだだけ、ネクタイを外しただけではバランスが崩れてしまい、ダサくてかっこ悪く見えてしまうのです。

長い歴史と伝統のあるスーツスタイルをクールビズだからといって着崩してしまうことは、現代風にアレンジされた着物を見て「これ着物なの?」と不快に思ってしまうことと、同じような原理ではないでしょうか。

 

クールビズ実施期間でもネクタイをするメリット

 

夏でもネクタイをすることのメリットをまとめてみました。

 

印象に残りやすい

クールビズ実施期間中でもネクタイをしていると、相手から「夏でもネクタイをしている人」と印象に残りやすいです。特に初対面の相手に対して、ネクタイ、ジャケットを着用していることは好印象です。

また、ネクタイの色によって相手に与えるあなたの印象も変えられます。例えば、「赤」は熱意、「青」は誠実さ、「オレンジ」は明るさ、「グレー」は落ち着いた印象、など様々なネクタイの色をビジネスシーンによって使い分けることであなたの印象を演出することができます。

前述しましたが、環境省で推奨しているクールビズ実施期間は5月~9月の5ヶ月間であり、この間にネクタイをするのとしないのとでは、あなたという存在を印象づけることに大きく影響するのではないでしょうか。

 

ネクタイをするかどうか悩まなくて良い

日本全体でクールビズが浸透しているとはいえ、まだクールビズを導入していない会社もまだ多いです。

営業などでの訪問先の会社がクールビズを導入していない場合など、こちらがノーネクタイ・ノージャケットのクールビズスタイルで訪問してしまうと失礼にあたる可能性があります。

迷ったときにはネクタイを締めたビジネススタイルが無難です。もし、相手から了承が得られてネクタイを外しても良いのであれば、次回以降に訪問する際にネクタイを外して訪問するようにしましょう。

このようにクールビズ実施期間中でも、取引先への訪問や重役職員との会議などネクタイをしておくべき場面は必ずあります。常にネクタイをするように心がけていれば、毎朝、出勤前に予定を確認して「今日は大事な取引先に訪問するから、ネクタイをしなければ」など悩む必要がなくなります。

 

上司とスタイルを合わせやすい

上司とあなたと2人以上でお客様の対応をする際は注意しましょう。上司が特に大切なお客様だと判断している場合には、ジャケットとネクタイを着用した正装で対応をすることがあります。そういった場合、あなたも上司と同じように正装のスタイルに合わせなければなりません。

また、逆に上司がノーネクタイであるのに、あなたがネクタイをしているときもバランスがとれていませんので、同じように上司にスタイルを合わせましょう。

上司がノーネクタイである場合は、あなたもネクタイを外すだけで良いので簡単ですが、上司がネクタイをしていて、もし、あなたがネクタイを用意していないことがあればとても困ってしまいます。日頃からネクタイをしておくことで、臨機応変な対応が可能です。

 

まとめ

クールビズはあくまで日本政府がオススメしているだけであって、法律的に守らなければいけないということはありません。クールビズ実施期間とはいえ、ビジネスマナーが優先される場面に遭遇することは必ずあります。ネクタイをしておいて損をすることはほとんどないです。

身だしなみが与える印象は大きく、しっかりした着こなしはビジネスにおいて重要な役割を持っています。クールビズ実施期間中でもビジネススタイルを崩さないように身だしなみに気を使うことは忘れないようにしましょう。

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