40代平社員の下がりきったモチベーションをコントロールする方法

出世できない、給料が上がらない、周りの同級生は出世して忙しそう。こんな状況で「40代、平社員。自分は何やってんだろう。」と仕事に対するモチベーションは当然下がりますよね。

「7割は課長にさえなれません」という本が出版されているくらい、役職につけず気づいたら平社員のまま40代になっていたなんてことは、今の世の中で当たり前になっています。

モチベーションが下がった状態では仕事が適当になったり、ミスが多かったりと上手くいかないことばかりで、平社員のポジションでさえ危ないかもしれません。そんな風にならないように、今回はモチベーションをコントロールする方法をお伝えします。

モチベーションが保てない原因は?

そもそも、モチベーションとは「何か行動をする時の動機づけ」です。仕事をがんばり続けるには、何らかの原動力が必要ですが、なぜ、あなたはモチベーションを保てなくなってしまったのでしょうか。考えられる原因を紹介します。

給料が上がらない

40代。十分にキャリアを積んできて、重要な仕事も任されているのに給料が上がらない。ストレスが溜まるばかりでモチベーションは下がってしまいます。

評価されてないと感じる

出世=周りが能力を認めた、と考える人がほとんどです。そのため、平社員のままでいると自分は評価されていないと感じてしまいます。

人には承認欲求といって、他人から認めれたいという感情を少なからず持っています。承認欲求が強い人は評価されるかどうかでモチベーションが変わりやすいです。

毎日同じ仕事ばかり

毎日変化がなく、淡々と仕事をしていてると飽きてしまいます。刺激を求める人にとって、変化がないことは仕事をつまらなく感じ、モチベーションが保てなくなります。

肩書きがない

平社員は肩書きがなく、周りから地位が低いと判断されがちです。名刺交換をする時など、相手の役職を気にしてしまうことはないでしょうか。自分に肩書きがないことに劣等感があると気分は落ち込みます。

日本社会では「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」が重要視されます。例えば、あなたと課長が同じような企画書を提案したとしても、周りは課長の企画書を採用するでしょう。肩書きがあると周りからの信用度は非常に高いです。肩書きの壁にあたってしまうと気持ちはへこんでしまいます。

モチベーションをコントロールする方法

行動するには原動力が必要です。自分が何を求めて行動したくなるか考えながら、自分に合っている方法を試してみてください。

1日のやることを決める

簡単に1日の業務スケジュールを書いてみましょう。そして、1日が終わったあとに見直して、いくつ達成できたか確認します。全て達成できていた時には達成感に包まれているはずです。

仕事をする中でメモを取る機会も多いと思います。メモの取り方が下手だなと思っている方は、こちらの記事をご覧ください。

【メモを取るのが下手】劇的に上達するメモを取るコツとは?

自分が何をするべきか見えることで、次の行動がしやすくなりますので、自然とモチベーションが保たれている状態になっています。また、小さな成功体験の積み重ねがやる気や自信アップにつながります。

平社員でいることのメリットを考える

平社員であることにはたくさんのメリットがあります。例えば、平社員は管理職者よりもプレッシャーやストレスの影響が少ないです。管理職者になると部下の分まで仕事の責任を負うので、そのストレスやプレッシャーは何倍にもなってしまいます。

部下が残業しているのを管理職者も一緒になって残っているなんという光景を見たことはありませんか。管理職者は部下の仕事を管理職者の責任として見守らなければならないことがあります。生産性のない時間はとてもムダに感じるでしょう。

それに比べて、平社員は自分の仕事が終われば基本的にすぐに帰る権利があります。最近は働き方改革で長時間労働が課題となっていますので、会社としても無理に残業をさせにくい社会になりつつあります。帰れる時には早く帰って、しっかり休めることが平社員の特権です。

さらにこんなメリットもあります。平社員であれば現場で最新の技術や情報に触れながら、やりたい仕事に生き生きと取り組むことができます。

管理職者になると会議の資料作りや部下のマネジメントなど実務をあまりしなくなります。現場でやりたい仕事があっても、管理業務ばかりで身動きが取れずにいつの間にかやりがいを失ってしまうことがあります。やりたい仕事ができることはモチベーションを保つために非常に重要です。

プライベートを充実させる

会社内でモチベーションをコントロールできなければ、プライベートでモチベーションのコントロールをしましょう。

平社員は管理職者のように責任を持って部下のために残業する必要もありませんし、わざわざ休日に出勤する必要もありません。平社員は管理職者よりも有給休暇を取りやすいです。

休みの日や早く仕事が終わった日は、大切な家族や趣味に対して時間を作ってプライベートを充実させましょう。仕事モードはオフにして、好きなことを楽しむことで、気持ちをリフレッシュすることができます。

まとめ

一度きりの人生。せっかくなら楽しんでいきたいですよね。モチベーションが下がりきったままダラダラ仕事していても、周りはいつまでも認めてくれませんし、無理して仕事を続けてもストレスで身体や心はボロボロになってしまいます。

40代の平社員でもメリットはある!と割り切って仕事をしていきましょう。管理職者よりも休みをとれるチャンスは多いですので、大切な家族や趣味など自分が楽しめることに時間を使ったほうが絶対的に得です。モチベーションをコントロールして自分だけの人生を楽しむことに専念しましょう。

この記事は役に立ちましたか?

もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事