入社して数年経つと、同期も良きライバル。
サラリーマンとして働くなかで、一番と言っても過言ではない関心ごと
「出世」
この記事を訪問してくれたあなたは、生活のなかでも仕事の位置付けや価値観が高い、とても向上心のある人なことでしょう。
出世することによって、人付き合いの環境も大きく変化しますし、見えていなかったり、感じることができなかった価値観や考え方、あなたの人生にとって得られるものが必ず広がります。
私もサラリーマンになってから、単純に「せっかくやるのであれば偉くなりたい!」という想い一心で、従業員200名ほどの中小企業ではありますが、入社から11年で役員(取締役)になることができました。
そんな私が、実際に「出世するために仕事で心掛けていたこと」や「周りで見てきた出世するタイプ」の特徴をここではご紹介します。
ぜひ、あなたのマインドセット・習慣として取り入れて、実践してみてください。
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出世欲がある
何よりも、まずは出世したいと思えているかどうかが大切です。何事も❝欲深さ❞がなければ、途中で挫折してしまいます。その欲が出世する目的や目標を明確にさせます。
目標意識が高い
ここでいう目標は、「将来どういうカタチで仕事生活を終えたいか」ということです。役職や地位・身分といったものや、年収や定年時の貯蓄額といった金額的な目標を、まずは長期的に設定しましょう。
目標設定の基本は、逆算です。ゴール設定を明確に持つことで、短期的な目標や行動が変わってきます。
前向き・ポジティブである
失敗を恐れず、どんな仕事でも前向きに取り組むという行動力を持つこと。
若いうちの失敗は、すべて経験というチカラに変わります。失敗を経験と思えるポジティブさを常に意識しましょう。
元気の良さや明るい表情も大切です。ネガティブな人や暗い表情の人には部下はついてきません。
仕事が早い
仕事には期限はつきもので、時間や期限を厳守するのは大前提。仕事ができる人は、何よりもスピードが早い。少々雑でも、まずはその場で完成・完了させるという行動力を持っています。
完璧主義ではなく、完了主義を心掛け、早く終わらせた分違う仕事をすることができます。スピードが上がれば必然的に量も増える。その分他の人より経験値が積めるということですね。
目標設定やスケジュールの管理の能力も同時に身につけましょう。デキる人の時間の使い方の鉄則は、❝早くて上手い❞です。
外交的である
社内・社外問わず、出世する人は外交的。積極的にコミュニケーショを取るタイプが多いです。
人とのコミュニケーショを取ることで、さまざまな「情報」を掴むことができます。
また、自分を知ってもらうことができます。評価するのは上司であったり、あなたの周囲の人たちです。上司や同僚、取引先の人たちに自分を理解してもらい、認めてもらうという行動も大切です。
人脈作りは、出世には欠かせない要素の一つです。
傾聴力がある
コミュニケーションを取るうえで、自分の話ばかりせず、人の話を聴くチカラのある人には、周囲は必然的に話を聞いてもらおうと集まってきます。
聴くということは、相手を理解するということ。この姿勢が、「人望」に変わります。
出世するリーダーの資質として、傾聴力を身につけることは非常に有効です。
問題解決力がある
周囲の人の悩みや相談を聴く傾聴力とあわせて持ちたいチカラが、「問題解決力」。
しっかりと人の話を聴くことで、要点や原因を割り出し、本質を改善するアドバイスをできるようになり、信頼が増します。
「あの人のアドバイスや意見を聞きたい。」と思える人になるために必要なチカラです。
嫌われる勇気を持っている
人のイヤがることをして嫌われろということではなく、人を動かすためには、嫌な顔をされても的確にしっかりとした指示を出さなくてはいけません。
人にどう思われても気にしない「鈍感力」を持って、自ら嫌われ役を買って出る勇気と姿勢が必要です。
意図と理由を付け加えて指示を行えば、最終的には、「的確に指示をできる人」として認知・評価されます。
自己投資ができる
「情報」を誰よりも早く掴み、実践することができる。出世には欠かせない行動ポイントです。
「情報を活かす」ためのインプットとアウトプットを繰り返しましょう。プレゼン能力も向上します。
お金を掛けずとも得られる情報は増えました。自己成長のために時間を投資できる人は成功します。
学習意欲の低い人で出世したり、成功する人は見たことがありません。
感情的にならない
他人の考えや行動に腹を立てたり、イライラする事に時間を使わない。感情的になることで、揚げ足を取られたり、本意ではない解釈や人物像を作り上げられてしまということになりかねません。
出世する人は、足元を救われるような行動はしてはいけません。理性を働かせて行動することを心掛けています。
闘志は自分の心の中に収めておきましょう。
群れることをしない
日本には昔から、集団行動することが大事だという教育が行われています。集団行動できない人は悪い・ダメ・孤立しているという固定概念をもっている人が少なくありません。
組織の中でリーダーや経営者は数少なく、最後は孤独・孤立せざるを得ません。
群れない・流されないという、自尊心と信念をもって仕事に向き合いましょう。
心身ともに健康
仕事は身体が資本です。
自己を管理・マネジメントできなければ、人を管理・マネジメントすることはできません。
まずは、生活習慣を整える。
あなたは仕事のプロとして活躍しています。スポーツ選手も仕事人も同じです。
常に健康な状態・ベストなコンディションを意識しましょう。必ずパフォーマンスが向上します。
まとめ
いかがでしたか?
グローバル化が進み、情報社会となった今。働き方も大きく変化しつつあります。
昔のように、上司にすり寄って媚を売って、太鼓を持って叩いているだけでは出世しませんし、間違えて出世したとしても本質のない上司やリーダーには誰もついていかないものです。
私が役員として見た経験として、出世する人は、20代のうちに今回紹介したような行動が取れていて、頭角を現しています。若いうちの行動習慣が、業績や成果に如実にあらわれ、出世ルートが確定し、35歳には明らかに頭ひとつもふたつも抜き出ている人が、組織のリーダーとして任命されています。
若いうちに失敗経験をしっかり積んで、本質と根拠のある勘をもった素晴らしいビジネスマンとして活躍することを願っています!
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